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 里海サイエンスキャンプin志摩                                                                    2013年8月 25.26日







 

 8月25日(日)から26日(月)にかけて、みえサイエンスネットワークが主催する「里海サイエンスキャンプ」が開催されました。

 このイベントは、JSTが科学技術ネットワーク事業の一環として三重県の未来の科学者・技術者の育成を目的に、高等教育機関と自治体と地域企業でタックを組んで取り組んでいるものです。

 

 市内全てが国立公園となる志摩市の里海学舎施設群での体験を通じて、自然科学を身近に感じてもらおうと三重県内の小中学生に呼びかけたところ、5つの中学、12の小学校より37人が集まりました。応募開始4日目にはキャンセル待ちが出る程の人気ぶりを博しました。

 サイエンスキャンプ初日の朝は生憎の雨模様でありましたが、参加者は車中での鈴鹿高専生サイエンスリーダーによるサイエンスビンゴ、横山ビジターセンターにて伊勢志摩総合研究所の下川元三氏による伊勢志摩国立公園の説明を受け、山と海の材料を使い創意工夫で実体的クラフトの製作を行いましたた。

 午後には天気も回復し、しまマリンランドでのペンギンタッチやバックヤードツアー、ともやま公園野外活動センターでの海ほたるの観察会等、地域の専門家や本校、三重大学の先生達と共に巡り、普段気がつかない生物の不思議に迫りました。

 二日目には、志摩自然学校でのシーカヤックの体験、三重県水産研究所での宇宙から見た海水温分布のデータの漁業への貢献、伊勢エビの幼生や真珠など最新研究などの紹介が行われた。磯体験施設「海ほおずき」では、干物作り体験を行い、海の自然科学を学びました。

 

 里海サイエンスキャンプを終え、中学生から「初めてだったので、すごく緊張していたのですが、高専生のお兄ちゃんも優しかったので夏休み中一番の思い出になりました!」や、ご父兄の方からも「子供達に素晴らしい体験をする機会を企画してくださり、ありがとうございました。帰ってきてから、楽しかったことや、滅多に見られないものを見てきた興奮などを、ずっと話しています」との言葉を頂きました。

 

 

 

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