| 中学生のみなさんへ
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電気と電子という言葉からみなさんは何を連想しますか?
電気からは発電やモーターなどのエネルギーの発生や動力への変換、電子からはコンピュータ、携帯電話、デジカメなどのエレクトロニクス機器でしょうか。
ところで、みなさんのお家には一体何個のモーターがあると思われますか?多い家では100個以上のモーターが使われているそうです。
モーターと一口に言っても工場などで使われる大きなものだけではなく、例えば時計の針やDVDレコーダーなど回転するものにはとても小さくて精密な
モーターが使われています。携帯電話がマナーモードでブルブル震えるのは中でモーターが回っているのです。これらの小さなモーターは電子機器と
呼んだ方がいいくらいです。このように考えていくと100個もうなずける数字ですね。
また、電気電子とは直接関係がないと思われる自動車でも、
燃費を向上させるための燃料制御や、安全にブレーキをかけるためのABSなどに、たくさんのセンサとそれらの信号をうまく処理して性能を発揮するための
電子回路を使っています。こう考えると自動車は電子機器の集まりだと言ってもいいくらいですね。このように電気電子の技術は私たちの身の回りのありと
あらゆるところで使われています。ですから、電気電子技術者の活躍の場はエネルギーからエレクトロニクスまでとても広く、今までにないエネルギー発生法
や電子製品などを作り出す、「夢」と人の役に立つ仕事ができる「やりがい」があります。電気電子工学科であなたの夢を実現する基礎を築き上げましょう。
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| みなさんからよく聞かれる質問に関するQ&A
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Q1 電気電子工学科を卒業した後の進路について教えてください。
卒業後の進路には、企業などへの【就職】と、高専専攻科や大学の3年次への【進学】があります。5年ほど以前には卒業生およそ40名のうち、6割程度が就職で、
残りの4割程度が進学という状況でした。この2年ほどは進学が増えてきて、進学と就職が半々となっています。どちらへ進むにしても、学生にとって有利な状況になっています。
【就職】
鈴鹿高専全体としても就職率100%ですが、電気電子工学科からの就職は、とりわけ好調です。電気電子工学科への求人社数が8月末の段階で700社を超えており、
就職希望の学生20名程(学科の卒業生の約1/2)に対して30倍以上となっています。就職先は電気・電子に直接関連するメーカーはもちろんのことですが、例えば機械・化学・食品・医薬品の
会社であっても、その生産の場面では必ず電気・電子・情報系の技術が使われていますから、これらの会社からの求人もたくさんあります。これまでに本校を卒業した先輩たちは、実際にそれらの
企業で活躍し、たいへん高い評価を得ています。
具体的な就職先と進学先は別のページで答えていますので、そちらも参考にしてください。
【進学】
進学については、全国の国立大学工学部や高専専攻科などに20名程の学生が進みます。専攻科へ進学すれば、5年生までに培ってきた研究課題をさらにきわめることができます。
また大学の3年次への「編入学」については鈴鹿高専全体のページに次のように書かれています。
「編入学」について
高専卒業後(5年卒業時)、大学3年生として大学に編入することが出来ます。編入先は国公私立大学の工学部を中心に理学部、経済学部、文学部など多岐にわたっています。編入学試験は、
通常の大学入試と異なり、センター試験もなく、各大学が個別に実施する試験のみで、試験科目も数学、外国語を中心に数科目があるだけです。豊橋技術科学大学や長岡技術科学大学のように
学力試験を課さない推薦入試を実施している大学もあります。通常の大学入試と比べてもはるかに負担が軽く、5年間クラブ、ロボコン、ソーラーカーなどの課外活動と勉強を両立しながら
志望大学へ進学することが可能です。
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Q2 「電気電子工学科」と「電子情報工学科」はどのような点が異なるのですか。
まず、二つの学科の共通点から説明します。
「電気工学」という学問や技術分野は、オームの法則で知られているオームさんや、電磁誘導で有名なファラデーさんが活躍していた19世紀の初め頃にその基礎がつくられました。
そして、20世紀の初めに真空管が発明されて、遠方と連絡を取るための通信技術などを扱う「電子工学」が発展してきました。さらに20世紀半ばには、世界最初のコンピュータが
作られ、その結果としてコンピュータを動かすための言語やプログラミング手法などを扱う「情報工学」の分野が発達してきました。
本校の「電気電子工学科」と「電子情報工学科」は、上で述べた「電気工学」を基本にしているという意味では共通する部分があります。つまり、2つの学科は、共に「電気系の学科」として
共通の基礎である電気磁気学や電気回路などの科目のほか、電子回路、半導体工学などの比較的新しい「電子系科目」を学ぶ点ではほぼ同じです。
では、異なる点はどこかというと、「電気工学」、「電子工学」、「情報工学」の三つの分野を学ぶ「割合」が違うと言えます。電気電子工学科では、電気工学や電子工学に加えて、
電気エネルギーを発生させたり、それを家庭へ送ったりするための「電力工学」や、電気エネルギーを動力に変換する「電気機器」なども重要な科目として学びます
(これらは狭い意味での「電気工学」に相当します) 。一方、電子情報工学科では、電気工学や電子工学のほかに、コンピュータを動かすための色々な言語やそれらのプログラミング、
Windowsに代表されるオペレーティングシステムやインターネットのような情報通信ネットワークについて多く学びます。つまり、電子情報工学科では「情報工学」に相当する部分の
割合が高いと言えます。
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Q3 二つの学科を卒業した後の進路には違いがあるのですか?
他のページでも答えていますが、高専卒業後の進路には、専攻科や大学3年次への編入学をする【進学】と、企業などへの【就職】があります。まず進学については、2つの学科に共通した
進学先(学科)になることが多く、両学科の卒業生は、共に鈴鹿高専専攻科の電子機械工学専攻や、大学工学部の電気電子情報系の学科へ進むことができます。この場合、高校からの
大学受験とは異なり、多くの受験機会があり(多くの大学を受けることができ)大変有利です。
就職については、それぞれの学科の得意分野への就職先もありますが、共通する就職先が非常に多いと言えます。つまり、両学科ともに、電気・電子・情報に直接関連するメーカー
だけでなく、例えば機械・化学・食品・医薬品の会社であっても、その生産の場面では必ず電気・電子・情報系の技術が使われていますから、機械系の学科と同程度あるいはそれ以上に
活躍する場は多いのです。これまでに本校を卒業した先輩たちは、実際にそれらの企業で活躍し、たいへん高い評価を得ています。
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Q4 では、どちらの学科を選んだらいいのでしょうか?
それは、あなた自身が二つの学科が特徴とする部分のどちらを学びたいか、将来はどの分野で仕事をしてみたいか、を考えて選んでいただいたらいいと思います。しかし、
上のQ&Aでも説明したように、2つの学科の進路は進学にしても就職にしても共通する部分が多いですから、この時点で決めたことが将来のすべてを決めてしまうわけでもありません。
高専へ入学していろいろなことを学んで成長した5年後のあなたが、本当の進路先を選び直すことも可能です。今は少し漠然とした考えでどちらかを選んでもいいと思います。
ともかく、鈴鹿高専の学生として学び始めることを期待します。
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