クリエーションセンターは、旧建屋の時から学内の授業や課外活動におもに利用されてきました。

正規の授業では、(1)工作実習(機械工学科) (2)総合実習(機械工学科) (3)ものづくり実習(材料工学科) (4)材料工学実験
(材料工学科)  (5)機械工学実験(機械工学科) があります。

特に力を入れて活動が行われている、(1)ロボコンプロジェクト (2)ソーラーカープロジェクト (3)自動車部の省エネカー
(4)燃料電池車の製作 では、年間を通じて多くの学生や職員が利用します。

どの授業・課外活動も、経験ある指導者のもとに、実践を重んじた創造教育をしています。
 2003年

2003/03/31 NC旋盤購入 本校の実習工場にNC旋盤が購入されたのは昭和のことでした。
当時の学校としては比較的早くに実習教育に取り込み、多くの卒業生が
NC技術の基礎を学んだものです。
2003年に久しぶりにNC旋盤が購入されましたが、この機械は実際の産業用ではなく
教育用であり主にプログラム作成の検証に利用するようなタイプでした。




2003/08/01-08/02 子供工作大会 2003年、本校の子供向け工作大会にて、紙飛行機を発射台から飛ばして距離を競う競技が
行われました。
対象者は小学生5年から6年でしたが、中には親子で参加のちびっこも居て、それは賑やかな
2日間となりました。
彼らの多くは、夏休みの自由研究課題に利用するようで親からも大変人気でした。



2003/08/04 ソーラーカープロジェクト ソーラーカー大会は、毎年8月の暑い時期に鈴鹿サーキットの国際コースで行われる国際レベルの
競技です。
本校は、2003年時点ですでに多くの参加を重ねており、上位5位入りを狙って挑戦中でした。
製作の中心的場所は、当時の実習工場でした。
大会前になると技術職員は学生の指導に大忙しで取り組み、授業中でさえレースのことが
忘れられない職員もいるようです。




2003/08/07 横フライス盤移動 2003年、機械工学科から横フライス盤が移動されました。
ロボコンプロジェクトの使用が多くなり、今までのフライス盤では追いつかなくなったためです。
非常に重いので専門業者に任せましたが、大変な作業でした。
今では、3台の汎用フライス盤と1台のNCフライス盤が頻繁に利用可能となっています。



2003/09/20 創造工学(機械工学科) 機械工学科は以前から創造工学を4年生で実施してきました。
3年生までの実習教育の知識をもとに各自がアイディアを盛り込むことのできる総合実習です。
半期の授業ですが、完成間近い夏休みには、時間外でも盛んに実習工場が利用されていました。
実習工場では、これら多くの競技のために2003年、新たにコンクリートステージが設けられました。
水平の強固な舞台なので安心して競技を開催することが出来るようになっています。




2003/10/01 ロボコンプロジェクト 2003年、ロボコンプロジェクトへの参加者は50名となり、東海北陸地区大会に向けて
奮闘していました。
アイディアはいつも多くの参加学生の中から選ばれ、この年のマシンは1台が打ち出しタイプで
もう1台がくっ付けタイプとなりました。
当時の実習工場は彼らのグラウンドであり、夏季休業期間中の終夜作業など、製作の場として
活躍していました。



2003/11/23 国技館にて披露 ロボコンプロジェクト2003にて久しぶりに国技館に行きました。
競技選抜ではなく、実行委員会による招待参加です。
それでも、テレビに映り ロボットを全国の方々に披露することには変わりありません。
11月23日に開催された高専ロボコン全国大会の会場にて、 デザイン機能を見せることが
出来ました。

 2002年

2002/03/31 ロボドリル新規購入 マシニングセンターは機械工学の技術者なら誰もが知っている工作機械です。
2002年以前、本校の実習工場にはそれらしきマシンは購入されておらず、辛抱を重ねて
きましたが、ようやく他の教育機関並に小型のロボドリルを購入することができました。
小型と言っても性能はかなり高く、授業を中心に課外活動でも大いに実力を発揮しました。




2002/09 オープンカレッジ 本校の地域共同事業の一環として毎年学校が公開されます。
オープンカレッジと名付けられたこの日は地元鈴鹿市のみならず県外からも参加があります。
わずかな時間ではありますが、校内の隅まで知ることが出来る一日です。
当時の実習工場でも、入り口に設けられた会場で機械工学科が授業で製作した競技ロボットを
披露してくれました。
多くの見学者に機械工学科が行っている授業風景の一部を見ていただくことが出来ました。