フォト広報
ホーム > フォト広報 > 分離技術会年会2012にて学生賞を受賞

分離技術会年会2012にて学生賞を受賞

2012年06月07日

 6月1(金)、2日(土)に関西大学千里山キャンパスにて開催された分離技術会主催の年会2012において、専攻科応用物質工学専攻2年の安江 健さんが「メカノケミカル法によるグリシン多形結晶の固相転移機構」と題してポスター発表を行い、学生賞を受賞しました。

 本研究では、種々の機械的エネルギーが同時に供給されるメカノケミカル法を摩擦や衝突の機械的エネルギーに分けて、それぞれのエネルギーによる多形結晶の固相転移速度を測定し、固相転移のメカニズムについて検討を行っています。

 分離技術会は化学工学のうち蒸留や吸着、晶析、抽出などの分離プロセスについての研究成果の発信や情報交換を行うことを目的とする学会で、大学や企業の方々によって構成されており、年に一度年会が開催されております。今年も多くの大学院生が研究発表をされており、それらの発表の中から本研究が学生賞に選出されました。