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日本動物学会高校生ポスターセッションで優秀賞受賞報告

2012年10月12日

 9月15日(土)に大阪大学で開催された公益社団法人日本動物学会第83回学会大会のポスターセッションで、本校電気電子工学科の学生(後藤菜水さん、大戸紅菜さん)が発表した「発砲ガラス(グラセーラ)を用いた植物栽培に関する基礎研究」が優秀賞を受賞したことを、9月25日(火)、新田校長に報告しました。

 受賞した研究は本校で昨年度から開講している課題研究「知的財産教育」(代表:大津孝佳教授)の一環として、地域企業(㈱アベックス:安部 宏社長)と連携し、問題発見・解決能力の向上に向けて取り組んだ成果をまとめたものです。

 学生2名は、発砲ガラスの新たな利用方法として、室内での植物栽培を目指し、発砲ガラスへの水の含浸の様子の可視化法と、インピーダンスの変化による水分量の推定と制御法を見出し、見事に風船カズラの発芽に成功しました。

 

 新田校長から「この研究は環境に優しいリサイクル材を用いており、地球環境の観点からも興味深い、更に頑張ってください。」との言葉を頂き、学生達は「電気工学が生物学を始め、いろいろな分野で役立つことを知り、もっと勉強したいと思います。(後藤)」「同年代の高校生や高専生もいろいろ取り組みをしていることを知り、刺激になりました。(大戸)」と語り、来年度に向けた取り組みが楽しみに思えた一幕でした。