(太陽電池は電気を産むか?)
太陽電池が一般の個人用として用いられるためには、幾つもの問題を解決しなければなりません。 そのひとつに、太陽電池を作るために、今の作り方ではたくさんのエネルギーを必要とすることがあります。 半導体は非常に高純度でなければなりませんので、精製のためにたくさんの電気を必要とします。 おそらく太陽電池としてそのエネルギーを取り戻すには、数十年という年月が必要なのではないでしょうか? しかし、残念な事に、最近の電化製品の製品寿命と言うのは、それほど長くありません。 パソコンでは、もしかしたら、2年程度かもしれません。 (OSの寿命?にハードも依存?)
原子力発電所の核廃棄物処理に投入されるエネルギーの方が、発電で得られるエネルギーよりも多いか少ないかが今、問題の核(!)心です。 ちょうどそれと同じ事が、半導体の製造プロセスに言えます。 投入と取り出せる量、この差引がプラスになれば”ゴー”です。 もしそうでなければ、”即退却”です。 半導体に限れば、………。 果てさて、これは大問題。