森と文明:
安田喜憲氏によるNHKで放送された人間大学の講座。
ほぼ同じ内容が、人文書院から『蛇と十字架』というタイトルの本となって出版されています。
今回の内容は、この再放送を見て“書かねば”と思い、もしかしたら脱線だらけかと悩みつつこうして書くことにしました。
23時50分:
地球が終わるまでの時間時計。
24時になってしまったら、end。
あと10分もないのかも知れませんが、ここでは10分前と仮にしました。
地球全体の歴史から見たら人類の誕生は、もっとずっと短い時間しかありません。
人類は大晦日の除夜の鐘がなる直前の誕生なのに、地球の命はもう…………。
イオン:
水溶液中の電界液。
プラスとマイナスの二種類があり、電流を流す性質がある。
人間の体は、電気信号で動くため、体の中は純粋な水ではなく、電流を流せるようにイオンがあります。
’ポカリスエット’などは、イオン飲料と呼ばれるのはこのためです。
太陽電池:
半導体のpn接合と呼ばれる電子素子に、光をあてると光エネルギーを電流に変える働きをします。
この作用が電池の様に思えることから、太陽電池と呼ばれる由縁です。
通常使用されるものは、シリコンから作られています。
宇宙用太陽電池では、太陽光からの変換効率を上げるため、GaAs半導体が使われます。
このGaAs半導体は、太陽からの放射線(太陽風)に強いといった特徴があります。
アモルファス:
非結晶構造を持つ物質。
単結晶:
原子の配置が周期的な結晶構造が一つであるもの。
アモルファスでなくても他に、多くの結晶の集まりである多結晶もあります。
槍ヶ岳山荘:
多くの登山客を集める北アルプスの一つ。
日本のマッターンホルンと言える、味わい深い山。
風力発電も太陽電池と同時に行われています。
OS(Operating System):
いわゆるオペレーション・ソフトウエア、OS。
近頃では、Microsoft社からのWindows95がその代表。
以前のMS-DOSでは640KBあればほとんどのソフトを動作できたのに、技術の進歩したはずの今では、数十メガのメモリを要求するOSがほとんど。
これも、インフレーションの一つと言える?
フロン:
温室効果の原因の一つに上げられているガス。
”温室”になる根本的な原因の追求を避けるための、スケープ・ゴート(イケニエの羊)?
まずは、エネルギーの使い過ぎによる、過度な文明化(?!) されたライフスタイルの見直しの方が先と思いますが…。
PCB:
人体に及ぼす影響の例として、カネミ油症事件の原因として知られている有害物質。
近頃では、製造工場周辺や跡地の地下水から検出され、物議をかもしている。
あなた:
この連載を、3回も読んで下さる心優しい人。
その優しさで、周りの人にも優しさを振りまき、幸せな環境を維持するよう努めて頂きたいと願います。
わたし:
『森と文明』というTV番組は、かなり私に衝撃を与えました。
こうして、予定していた内容の順番を飛び越して、半導体製造の功罪について書いているくらいですから。
今回は、全て”脱線”?、もしくは”本線”??
判断は、あなたにお任せします。