私の宝箱

品 物 内容

寄せ書き
(2007年度卒業生)

 「先生」と呼ばれる職業について14年が過ぎました。(よかったなー)と思える瞬間はそれほど多くはありませんが、そのうちの一つが、卒業式です。

 H19年度の卒業式の後に謝恩会に出席したら、寄せ書きをもらいました。これにはなかなか興味深いことが書かれてあり、「飛び出せ、青春!!」という言葉が何人かの文にあります。どうやら、授業中の私の口癖のようです。学生から書かれるまで、全く気付いていませんでした。他には、 「一番難しいテストでした。」という感想もあれば、「一番わかった。役に立った。」というのもありました。

 毎年、年度の途中で行われる授業アンケートの結果を見るたび、ナイーブな私のハートは、実は痛んでいます。(学生には言いませんが。 「こんなはずでは!!」と。) いつも思っているのは、卒業してから学生時代を振り返った時の評価が、本当の評価だと。たとえ、在学中の途中で「わからーん!」と言われ続けても、最後には、「なーんだ、そういう事か!」と納得してもらえると信じています。

 私自身学生時代を振り返ると、いくつかの科目で単位はとれたものの、いざ必要になった時には全く使い物にならず、ほとんど一から勉強しなおしになったという経験がいくつかあります。在学中の「イイ先生」と卒業後の「イイ先生」は、時々微妙にずれる気がします。(もちろん、在学中からイイ先生と思ってもらえるように、わたしなりには努力しているつもりです。)

 今回いただいた色紙は、私の宝物に入れさせてもらいます。前回頂いたのは随分前に担任したクラスからで、今でも我が家に飾ってあります。今回の寄せ書きは、しばらく私の教員室に飾らせてもらいます。在校生が、「授業がわかりませーん。」と私の部屋を訪ねてきたときに、優秀な先輩たちのようにちゃんと最後まで授業を聞いていけば、ほらこの通り 「よくわかる授業」 なんだよーと説得する際の資料として使わせてもらいます。

 今日が入学式で、明日から全学生が登校してきます。今年は5年ぶり(?)に学科の担任をやらせてもらいます。4年生の若さに負けないよう、また明日から頑張ろうと思いながらこの寄せ書きの写真を撮らせてもらいました。

    ^_^

(2009/04/07)


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