高専発!「Society5.0型未来技術人財」育成事業に採択

 4月末日、材料工学科教授 兼松秀行 工学博士がプロジェクトリーダーを務める「K-CIRCUITが牽引する高度先端マテリアル社会実装研究・教育」事業がスタートしました。

 2020年度、国立高等専門学校機構ではSociety5.0時代の未来技術の中核となる人材育成を目的とした【高専発!「Society5.0型未来技術人財」育成事業】を開始しました。その事業の一つとして、鈴鹿高専が中核拠点校となり、協力校(鶴岡高専、小山高専、呉高専、大分高専)および連携校(9高専)とともに申請した「K-CIRCUITが牽引する高度先端マテリアル社会実装研究・教育」が採択されました。この事業では、先端マテリアルテクノロジー分野の英知と設備とを噛み合わせた強靭な全国高専ネットワーク「K-Drive」を構築し、先端マテリアルの社会実装を実現します。この目的を達成するために、オープンイノベーションノウハウを蓄積した産学官協働研究室「K-Team」を全国高専に展開し、「社会実装ならば高専」という位置づけを確立するとともに、サステイナブルな産学官連携スタイルを目指します。