(脱線: 小さな子はon)

  小さなものを並べてみると、

電子、陽子、光子、音子、プラズモン、ポラリトン
などがあります。 これらを英語で表すと、それぞれ次のようになります。
electron, proton, photon, phonon, plasomon, polariton
となります。

  これらから明らかなことは、小さなものを表すときに、日本語では「子」をつけ、英語では「-on」を付けるという約束があることです。 これらは、全て小さな”粒”もしくは、物理量が量子化したものだけに当てはまります。 positive holeである正孔は、”正子”でもありませんし、"holeon"でもありません。 粒でないから、子やonの仲間ではないということなのです。 ’名が体を表している’のです。

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