<これからのハードディスク> お寺へペタペタ

  ‘大量(メガ)’から‘巨人(ギガ)’へ進んできたハードディスクの容量のこれからは、どこへ行くのでしょうか? まずは、‘寺’へ行きます。 いや、‘テラ’です。 1,000ギガ=1テラですから、今のところ私のまわりではまだ見かけたことがない、本物の“怪物”です。 お寺でお坊さんによるオバケならぬ‘怪物’退治が始まりそうですが。 そんなにたくさんのデータを扱うアプリケーションソフトは一体どんなものか今では想像がつきません。 そんなハードディスクを管理するには‘神の力’がきっと必要でしょう。

  その次は、‘ペタ’へ向けて草履で“ぺたぺた”と足音を立てながら向かいます。 アメリカ国防総省はその外形を上空から見ると5角形であるため、ペンタゴンと呼ばれています。 「ペタ」は、「5」を表す言葉です。 5×3=15ですから、10を15回かける事をあらわす「10の15乗」です。 ここで3をかけるのは、西洋の単位は「3」が一つの単位(まとまり)となっているからです。 しばらくは、ペタの時代の訪れはないと思いますが、技術の進歩を述べるときの単位である「10年一昔」は、はてさてどうやって効いてくるでしょうか?

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