鈴鹿工業高等専門学校 兼松研究室の学生が第14回GEL Symposiumでポスター発表を実施

 2024年11月17日から21日まで沖縄で開催された国際会議「第14回GEL Symposium(https://gelsymposium.com/)」において、鈴鹿工業高等専門学校 兼松研究室の井ノ口翔太さんと小林赳翔さんがポスター発表を行いました。
 井ノ口翔太さんは、「Evaluation of Biofilm Formation Resistance on Titanium Substrates Coated with Hierarchical PLA Nanostructures Using 3D Printing(3Dプリンティングによる階層的PLAナノ構造を被覆したチタン基板上のバイオフィルム形成抵抗性の評価)」 と題した研究を発表しました。本研究では、3Dプリンティング技術を用いて作製した階層的なPLAナノ構造が、チタン基板上でのバイオフィルム形成に与える影響について評価しました。
 また、小林赳翔さんは、「Development and Evaluation of Antiviral Polymer Materials Using 3D Printing Technology(3Dプリンティング技術を用いた抗ウイルス性高分子材料の開発と評価)」 と題した研究発表を行いました。本研究では、3Dプリンティング技術を駆使して開発された抗ウイルス性高分子材料の性能評価を実施し、実用化に向けた新たな知見を提供しました。
 今回の発表は、兼松研究室における最先端の研究成果を国際的な場で発信する貴重な機会となりました。学生たちは、多くの研究者との活発な議論を通じて、研究内容の理解を深めるとともに、国際的な視野を広げる貴重な経験を得ました。

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