GEAR5.0微細加工キャンプを呉高専で実施

8月29日~30日に呉高専にて「微細加工キャンプ」を行いました。

GEAR5.0マテリアル協力校の大分高専上野崇寿准教授と学生2名を招き、共同開発中の金属メッシュシートを試作しました。今回が初の試みである本キャンプは、事前の安全講習を経てCAD設計からデバイス作製に至る一連の過程を、本校クリーンルームと微細加工技術を駆使して呉高専生が大分高専の学生に指導するものです。

指導する呉高専生は、先日鈴鹿高専で開催されたインターンシップや新素材キャンプに参加し、高度な機材の使用方法をマスターしました。今回の微細加工キャンプで指導することにより、自らのスキルの再確認と指導力を鍛える新たな経験を積みました。

参加学生は、蒸着装置やマスクレス露光装置を使用し、銅パターニングや、電気めっきによる厚膜形成などを実習しました。 今後はこの成果を活かし、更に高専間の連携強化とスキルの向上を目指します。

関連記事

  1. 「全国の高専をまとめた仮想研究所?「GEAR5.0」プロジェクト…
  2. 鈴鹿高専 兼松秀行特命教授が共同開発によりバイオフィルムリアクタ…
  3. ローカル5G普及推進官民連絡会でGEARマテリアルの事業が紹介さ…
  4. GEAR5.0マテリアル 佐世保高専―大分高専の研究交流活動を実…
  5. 鈴鹿高専兼松特命教授との共同研究者であるロヨラメリーモント大学の…
  6. クラークソン大学でのセミナー開催 – 学生との活発な…
  7. 大分高専 常安助教が「一般社団法人日本写真学会2021年度論文賞…
  8. 株式会社タイコーと国立鈴鹿工業高等専門学校、マンション排水管にお…
PAGE TOP