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鈴鹿工業高等専門学校 - 創造力豊かな国際社会に通用するエンジニアを育成 > 校長挨拶

校長挨拶

・令和元年9月18日 訃報

地域に根差し、世界に羽ばたく、クリエイティブな鈴鹿高専
地域から信頼される高専を目指して

 鈴鹿高専は1962年に国立高専の一期校として発足しました。鈴鹿高専の素晴らしい伝統を引き継ぎ、さらに発展させるよう教職員一丸となって頑張っています。そして、常に未来に向け進化する高専でありたいと思っています。

 昨年度の学生の活動では、各種体育大会や文化行事、学会、そしてロボットなどの各種コンテストやエコカーレースなどがあり、優秀な成績を収めました。ロボコンでは東海・北陸地区大会において優勝し、全国大会への出場を勝ち取りました。また、エコカー・プロジェクトの「Hondaエコマイレッジチャレンジ2018」では3位入賞を果たしました。さらに「第28回学生による材料フォーラム」では奨励賞、「第18回日本情報オリンピック」予選では優秀賞、「第3回ドコモ 近未来社会学生コンテスト」ではジュニア部門奨励賞、「第8回起業家甲子園」では企業賞、「第38回全国高校生読書体験記コンクール」では三重県最優秀賞を受賞するなど優秀な成績を収めています。体育系においても全国高専体育大会で、陸上競技では男女とも優勝や準優勝を勝ち取り、バスケットボール女子やハンドボール男子、剣道では女子団体が優勝し、弓道でも各種大会で優勝するなど優れた成績を収めています。このように文武両道を掲げる本校の学生たちが教職員の支援のもと立派に力を発揮していることを校長として誇りに思っています。

 地域に向けての発信では、ものづくり体験教室にオープンカレッジ、県下の中学生を対象にした鈴鹿高専杯争奪柔剣道大会や英語暗誦&スピーチコンテスト、高専祭などと多彩な催しを実施しました。中学生をはじめとした地域の人々に喜んでいただくとともに、本校への理解を深めていただいたものと思っています。実際、これらのイベントへの参加を通じて本校に興味をもち、入学された人も少なくありません。

 国際交流も活発に行っており、米国・オハイオ州立大学やカナダ・ジョージアンカレッジ、中国・常州信息職業技術学院との連携を強めています。さらに、2年生全員がシンガポールに研修旅行に行き、また、ドイツ・ハノーファー大学への研修も行いました。

 教育では、“KOSEN(高専)4.0イニシアティブ”の公募型プロジェクトで一昨年採択された「卓越したグローバルエンジニア育成事業」と「産業界が求めるロボット技術者を育成するロボット工学教育」の二つに加え、昨年「地域の情報セキュリティレベル向上に貢献する人材の育成」が採択されました。現在、これらの3つの事業に「先端マテリアルプログラム」を加えた4つのプログラムを中心として、新しい時代に即応した教育に取り組んでいます。

 研究面では、鈴鹿高専テクノプラザが、会員企業が100社を超えるなど大きく発展し、企業との協働をさらに活発にすすめているところです。会員企業の支援のもとに今年も高専祭での優秀な学科展示に対して表彰を行うとともに、企業との共同研究推進のため教員に奨学金の提供、学生の海外研修に対する旅費支援なども行っていただいています。SUZUKA産学官交流会でも活発に交流を深めています。また、昨年度に2つの企業と産官学協働研究室を立ち上げましたが、今年度に、もう一社と協働研究室を発足させることとなりました。学内の研究室で企業と密接な共同研究を行いながら、同時に学生の教育も行うユニークな試みであり、全国の高専から注目を集めています。

 最後に、今までのご支援に深く感謝申し上げるとともに、KOSENのトップランナーとして頑張る所存ですので、引き続きご支援ご協力の程、よろしくお願いいたします。また、次代を担う中学生の皆さんには、鈴鹿高専は皆さんの夢を膨らませ育てるところですので、奮って多くの方の受験をお願いいたします。

2019年4月 鈴鹿工業高等専門学校長 工学博士 吉田 潤一