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4月13日に少年自然の家で化学マジックを披露

2013年04月25日

 4月13日(土)に「県民の日オープンデー」が三重県立熊野少年自然の家で開催され、本校からは「鈴鹿高専、液体窒素を使った化学マジック」と題したイベントを出展しました。

 

 このイベントは、JST(科学技術振興機構)の科学技術コミュニケーション事業地域型「みえサイエンスネットワーク」の活動の一環として行われたものです。同団体は平成24年度に地域の未来を支える科学技術人材の育成を目指し設立され、特に今回のイベントは、熊野地区へのネットワークの拡大として重要な位置付けとしています。

 

 尾鷲市教育委員会の協力の元、会場には60名を上回る子供達が訪れました。身近なものから化学への理解を深めてもらおうと、生物応用化学科の下野晃教授と中川元斗技術職員による「温度がかわるとどうなるか?」という化学マジックをテーマとし、液体窒素による実演を行いました。

 物体の状態変化(固体・液体・気体への変化)の説明を身近な例を挙げながらのわかりやすく説明した後、液体窒素を使った、柔らかい物体を硬くする実演や、液体窒素が机の上を転がる様子の観察などを披露しました。

 

 イベントに参加した子供達は「液体窒素を実際に見る機会が今までなかったので、液体窒素が机の上を転がる様子を見ることが出来て感動しました。もっと化学について勉強したいです。」と語り、皆夢中で観察していました。初めての体験に触れ、楽しんでいる様子が伺えました。

  熊野少年自然の家